「100年の記憶 100年の夢」~創立100周年記念式典を挙行しました~
11月8日(土)、十日町高校西体育館において、創立100周年記念式典を挙行しました。
本校は大正15(1926)年4月、新潟県立十日町中学校として妻有の地に開校いたしました。卒業生徒数は3万4000人を超え、地元のみならず、全国にて活躍しています。
県教育委員会、国会議員、県議会議員その他多くの来賓のご出席をいただく中、同窓生、在校生徒・保護者など約900名が参加し、厳粛でありつつも穏やかな雰囲気の中で行われる式典となりました。
【100周年記念事業実行委員長(同窓会長)挨拶の様子】
【校長式辞の様子】
【井口清太郎様(新潟県教育委員会)からの来賓祝辞の様子】
生徒を代表して、生徒会長の角山叶羽(かくやま とわ、2年生)さんが、喜びのことばを述べました。
十日町高校が築きあげてきた100年の伝統を感じさせる、堂々とした姿でした。
記念式典のあとは、休憩時間をはさみ吹奏楽部による祝典演奏が行われました。
【吹奏楽部による祝典演奏の様子】
吹奏楽部の演奏により会場全体が穏やかな雰囲気に包まれた中、建築デザイナー、カールベンクスアンドアソシエイト(有)取締役のカール・ベンクス様を講師にお招きし、記念講演会を開催しました。
演題は「よみがえる古民家」です。
講演では、ドイツ・ベルリンでの生い立ちから始まり、建築デザイナーとしての現在についてお話しをしていただきました。

カール・ベンクス様が日本文化への深い愛情と情熱を持って古民家の再生・保全に取り組まれてきた姿勢に対し、生徒たちは真摯な態度で聴いていました。
古民家の素晴らしさや、その背景にある技術力の高さは、日本の文化としてしっかり受け継がれていかなければならないと訴える内容は、100年の伝統を受け継ぎ、そしてさらなる発展を目指す101年目からの十日町高校にとって大きなエールに感じられる講演となりました。
十日町高校は、創立100周年記念式典を終え、新しい100年をスタートさせます。来年度は新たに『クロス探究科』も設置されます。
これからも引き続き、十日町高校にご支援を賜りますようお願い申し上げます。







